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文責: 重城良国

限りなく豊かなもの

世界は存在しない。ただ「そのように見える」だけだ。感覚の断片、切れ端しかない。そう考えたときに、何か荒涼とした、虚無的なものを感じる。しかし、それはまちがいなのだ。「何もない」ということを真に理解したとき、そこには限りなく豊かなものがある。今日感じたすべての喜びを思い起こしてみよう。生まれてから今までに感じたすべての喜びを思い起こしてみよう。そのすべてがそこに含まれている。「何もない」というなかに、すべてがある。「何もない」「何もない」「何もない」。

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