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文責: 重城良国

僕はハッカー

ハッカーとは何かと聞かれれば100人100様の解答がある。定義のひとつに「システムを理解することに喜びを感じる人」とある。ここからハッカーの他のいくつかの特徴を導き出せる。

ハッカーはときにひどく乱暴な問題解決の手段をとる。ハックという言葉自体に「いい加減な仕事」という意味がある。「理解すること」に喜びを感じる。そのために近道を使う。きちんと作り込むよりも「早く理解したい」「早く正解にたどりつきたい」と思う。それが、きちんとした手順を踏まないやっつけ仕事につながる。理解したいという思いがある。中核を理解したい。枝葉末節ではなく中心をつかみたい。「理解」にはスピード感が必要だ。ハッカーの仕事は早い。外側から皮を剥いていくのではなくドリルで穴をあける。まずは今ある武器だけで中心までほりすすんでいく。固くてほりすすめられなくなった時点で退却し装備を整えて再度突入する。「万全の準備」なんてありえない。実際に必要になるまで余計なものを背負いこまない。

ハッカーは非本質的な瑣末事のなかでいつも苛々している。もどかしさを感じる。非本質的な部分にわずらわされていると感じる。

技術的にはまだまだだが気質的には僕はハッカーだ。職人にあこがれるけれど職人になり切ることはできない。常に技術的な興味に動かされるハッカーだ。だから生活においてもハックするのが性に合っている。

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